『米ヒューレット・パッカード(HP)は今年8月、低収益状態が続くパソコン事業部門を切り離す方針を発表した。ただ、そんな突然の決断に対して、冷静なのが日本法人のパソコン部隊だ。この発表の直前に、国内向けのパソコン生産を中国の工場から奪取したほど、コスト競争力に優れ、売上高利益率は10%を超えているという。その強さには空洞化の危機に直面する日本企業が学ぶべき教訓がありそうだ。』
色んな前提条件があるんでしょうが、それを地道にクリア出来れば可能だという事なんでしょう。
『カイゼンを継続する現場力に世界最大のPCメーカーの部品調達力を背景にした割安な部品コスト、値崩れの少ない企業向けに特化した販売戦略などを組み合わせることで実現した収益力』
これと『日本の顧客は他地域と違って納期と仕様変更への対応力』がキーワードなんでしょうか。
海外移管が出来る能力のある会社があえて国内生産をやる..ある意味スゴイですし他の大手企業も今一度考えなおしてもらいたいものです。