『東日本大震災の災禍を目の当たりにして、21世紀のテクノロジーの最前線に立つ多くの科学者や技術者が無力感にさいなまれた。2012年はそこから立ち直り、再び英知を結集して自然の猛威に備える節目の年になる。地震などの巨大なエネルギーの解放を防ぐすべはないし、到来の時刻を予知することも難しい。しかし周期的に発生する地震の規模や、押し寄せる津波の波力などを予測する精度が十分に高まれば、被害は最小限に抑えられる。カギを握るのは高い演算力を持つコンピューターだが、幸いにして、日本には富士通などが開発中の世界最速の「京」がある。出直しを図る学者らは、30年以内に70%の確率で発生するとされる連動型の「南海トラフ巨大地震」の予測に照準を合わせている。』
という事で、本日たまたま「京」のマザーボードとか筐体等を見る機会がありましたのでこの記事をご紹介。
少し前までは「計算速度世界一」という性能面の話題が中心でしたが、ようやく「じゃあ、それを何に使うの?」という具体的な利用方法に関しての記事が出てきました。
ここで一句。「スパコンも ソフトが無ければ ただの箱」